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其の一天神泉源
日本最古の温泉と言われる有馬の温泉街を歩けば、あちらこちらで泉源に出会うことができます。
第1回目はこちら、「天神泉源」をご紹介。
温泉街の隠れたランドマークとしても知られるレトロなポストを目印に、学問の神様「天神社」まで巡ると、ごぼごぼ……と湯のたぎる音が聞こえてきます。
給湯装置からは、空へと吸い込まれていくような、もくもくと大きな白い煙が。
それもそのはず、なんとこの温泉、98度もあるのですから。
鉄分に恵まれたこの温泉は、その色合いから「金泉」と呼ばれます。
天神泉源は、有馬を代表する「金泉源」のひとつです。
其の二日本初 サイダー発祥の店
炭酸泉で知られる有馬温泉。
文明開化の明治時代には、日本初のサイダーといわれる
「ありまサイダー」が誕生しました。
プシュッ、シュワッ、「ぷふぁ~」。
瓶を開ければ、爽快でハイカラなひと時が開演。
有馬温泉駅正面にある「吉高屋」は、明治元年創業のおみやげ屋さん。
珍しいモノを次々と世に送り出してきた名物店主によるレトロラベルの
「有馬サイダーてっぽう水」が、今のイチオシ。
湯あがりに、名物の強炭酸のサイダー。そんな温泉街探索はいかがですか。
其の三太閤橋
「太閤」とは、ご存じ、あの豊臣秀吉のこと。
有馬温泉に惚れ込んだ秀吉は、当時衰退しかけていたこの温泉地に復興をもたらした偉人として、今でも温泉街の随所にそのゆかりを目にすることができます。
中でも最も象徴的なものが、温泉街入口のランドマークである赤い格子の「太閤橋」です。
「太閤さん」の愛妻である「寧々(ねね)」の名を冠した「ねね橋」とは親水公園で繋がれ、季節ごと、ダイナミックな彩りを魅せてくれます。
秀吉とねねに思いを馳せながら、歴史とともに生きてきた温泉の鼓動を感じてみませんか。
其の四炭酸煎餅
温泉街のいたるところで買える名物おみやげといえば、「炭酸煎餅(せんべい)」です。
明治40年から手焼き煎餅を作り続けているのがこちら、三津森本舗さん。
有馬の地に沸く炭酸泉を使って焼き上げる煎餅は、サクッサクッと軽い食感と香ばしさ・風味深さとが一緒に味わえる、現代でも有馬温泉を代表する逸品です。
バターや卵、添加物も使っていないというからこれはもう、伝統と職人さんの技による賜物といえます。
今では味のラインナップもどんどん増えていて、<ゆうわ>館内でも、その一部を売店にて取り扱っております。思い出の味わいをぜひどうぞ。